広島市西区にある、ゲストハウス縁で働いているタメ(@tame_en)です。
秋の楽しみの一つとして挙げられるのは、紅葉ですよね。
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/DD014B32-17BA-4E12-A1EA-3E9ED98CE015.jpeg)
広島市の特徴の一つとして挙げられるのは、川が多いこと。春は桜、秋は紅葉がこんなに身近で楽しめます。
ぼくの趣味の一つとしている、写真の腕を磨くのにちょうどいい機会がやってきました^ ^
県の木「もみじ」
広島は、県の木に「もみじ」を指定していしています。そのため、県内には名所がたくさん。
・宮島:言わずと知れた世界遺産
・三段峡:フランスの権威ある旅行誌「ブルーガイド」で最高格付けの三つ星を獲得した特別名勝
・帝釈峡:中国山地の中央に位置する、日本百景のひとつでもある国内有数の峡谷
などなど、日本が世界に誇れるスポットが挙げられます。
横川駅から徒歩で行ける、隠れた名所
三滝寺は、もしかしたら広島の方でも、聞いたことはあるけど行ったことない、また思いつかないような場所かもしれません。
広島県内の紅葉ランキング(ジョルダン、ウォーカープラス)では、なんとどちらも圏外!!
(でも観光客が増えすぎなくていいかも)
ぼくはゲストさんに「平和公園と宮島以外にもどこかおすすめスポットはないか」と聞かれた際によく答えるのが、この三滝寺です。
人が多すぎず、滝や山など自然の中でリラックスできて、古い建造物もあるところなどがポイントで、
日本人よりも海外のゲストさんが感激して帰って来られることもたくさんあります。
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/0FFA2EDF-528D-468E-B2D6-77C992CAA96D.jpeg)
いちょうもちらほら。
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/199037F2-8A42-432D-B319-5AE0B203A354.jpeg)
11月10日時点。もうちょっと赤くなりそう。
JR広島駅から2駅約5分の場所に位置しているのが、JR横川駅。
そこからGoogle mapによると、徒歩約30分でお寺に到着。
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/742F4653-4A53-4869-B0DD-1945BAEEDF05.jpeg)
土手添いも綺麗!橋の上からの景色もおすすめ。
駅から10分も歩くと、橋を一本渡ります。
その橋の先には妻がブログでおすすめしていたお店「むさし」があります。
ここでお弁当を購入してから登られている方もいらっしゃいました。
坂道が続くので、歩きやすい靴をおすすめします。
また、麓には駐車場もあるので車で向かうのもありです。
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/1556D3D6-90E4-45A1-860D-A26A619264D5.jpeg)
赤い看板が目印。この先を進む。
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/0BA914DC-43CE-4E2E-86DB-13DD792E803F.jpeg)
むさしを通り過ぎてからはずっと上り坂。歩きやすい靴でどうぞ。
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/568B025C-97CA-41AE-B035-FE561A6A87D4.jpeg)
麓までもうちょっと。がんばれ!
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/5E49AD2C-61B2-4DB1-AB3D-8AF4E4CD3E34.jpeg)
紅葉時期の土曜日だったこともあり、麓は車がたくさん。
自然の中のお寺でリラックス
横川駅から麓までは徒歩で約20分。
ここからは、より自然の中できれいな空気を感じながらゆっくり登ります。
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/52346D48-0C78-41FA-909A-F8AE250B3A05.jpeg)
観光客が’多すぎない’ところも魅力のひとつ。
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/055CB776-37CC-4D81-9225-0BF9BC4FC019.jpeg)
寺だけでなく、五重の塔など歴史ある建造物がたくさん。
入り口の’音’
入場料は200円。料金はセルフでこの中にお金を入れるのですが、硬貨を落とすとある仕掛けがあります。
それは、落とした硬貨に反応して素敵な音が鳴るのです。
どんな音が鳴るのかは、もちろん行ってからのお楽しみにしてもらいたいのですが、スタートからしっかり癒しを与えてくれます。
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/C193DFBB-DD19-4C7E-BF3A-3EF8A7DA01E4.jpeg)
それぞれの穴から一枚ずつ入れるのがおすすめ。
茶屋で一息つける
麓からすぐの場所に「空点庵」というお茶屋さんがあります。
山道入り口からすぐとは行っても、横川駅から歩くと考えるとそれなりに歩くことになります。
こちらでゆっくりお茶をしたりお腹を満たすのもいいかと思います。
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/62EC8BFE-9305-4106-8D68-84C6CFC1DF7B.jpeg)
抹茶やわらびもち、お蕎麦もいただける。
〈空点庵〉営業時間:9:30〜17:00・不定休
3つの滝に癒される
三滝という名前の通り、駒ヶ滝、梵音の滝、幽明の滝という3つの滝があります。
登山中には木々だけでなく、滝が流れる音やマイナスイオンを感じる新鮮な空気に心が洗われます。
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/B1A17DDD-DB3E-4BA5-9CAE-CEFFACEB0843.jpeg)
梵音の滝。大きな滝の前で参拝客がみんな足を止める場所。
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/0EB96B7E-039C-4DC1-8A18-70773D2FF60A.jpeg)
道中で滝を見る機会がたくさん。
お寺までちょうどいい距離感
ぼくが行ったのは、11月10日。
十分綺麗でしたが、ここからあと1週間くらいは紅葉を楽しむことができそうでした。
三滝寺の紅葉は綺麗でしたが、一番のピークはあと一週間後くらいのようです!普段は静かだと思うけど、今日は観光客もちらほらいました。
静かでリラックスできて、自然の中でパワーをもらえる場所!広島に来た時にはおすすめです^ ^ゲストハウス縁から近いしね。笑 pic.twitter.com/ZuiUDmo4VO— タメ|為政伸彦 (@tame_en) November 10, 2018
山道脇には、たくさんの石仏が置かれていることも印象的でした。
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/AE614BA1-87B3-4ED4-81DA-31384AA1CDB2.jpeg)
いたるところに石仏が。
この日は紅葉シーズン真っ只中の土曜日。それでも観光客でごった返すわけではありません。
観光に行く際、人混みに疲れる方も多いのではないでしょうか?
そういった方には特におすすめです。
ぼくは地元もこの辺りなので、初詣のときに三滝寺に参拝することもあります。
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/A1857000-64AF-4189-9470-1F2197B4C0F0.jpeg)
山の中腹に位置している三滝寺。
原爆供養も数多い
3つの滝、たくさんの石仏があるのが印象的な三滝の山道。
そしてもうひとつよく目についたのは、原爆の供養のための石像がいくつもあったことです。
1945年8月6日の原爆投下後には、この辺りは臨時救護所になっていたとのことです。
爆心地から約3.2キロメートルということもあり、一部被爆建物も残っています。
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/785F5068-91D4-4341-BB4C-0DE85A5D6999.jpeg)
ヒロシマとアウシュビッツが交わっている場所。
まとめ
- 横川駅から麓までは坂道もそれなりにある
- 自転車で行くと、上り坂により行きは押すのがしんどいが、帰りは気持ちがいい
- 麓から寺まではまっすぐ行くと10分くらい
- 薄暗くなってから行くと、お地蔵さんが怖いかも
- ディープな広島観光といっても差し支えない
三滝寺の参拝(見学)時間:8時00分~17時30分、冬季(12月から2月) 8時00分~17時00分。
駐車場:お寺の目の前にあり無料。
入寺料:200円(小学生以下は無料)
ペット:不可
![](https://oriori1019.com/wp-content/uploads/2018/11/4353BF9E-2528-49ED-AE29-02DA3317852B.jpeg)
「密かな人気」になることを期待して。