こんにちは。あいこ @aicoinoue です。
今日も今日とて、12月9日に開催した夫婦イベント「ため食堂」のお話しをします。
ため食堂とは
12月9日に夫婦で初のイベント「ため食堂」を開催しました。
以前の記事はいかにまとめています(^^♪
◎開催経緯のブログ記事はこちら→ため食堂のこと|夫婦で初めての挑戦イベント
◎ため食堂開催後に感謝と応援にもらったチカラについてのブログはこちら→【最幸の時間ありがとう】ため食堂、やりました
◎夫が書いたブログはこちら→【ため食堂】夫婦でのイベントをやり切って感じたこと|前半戦
さて、ため食堂では、
普段夫婦が家で食べているものをお出ししようと、献立を考えました。
(単純に、それ以外作れないということでもある。)
今日は、献立のご紹介と、そのメニューに込めた想いと、いただいた感想を綴ります。
献立が決まった経緯
食堂をやる、と決めてから、一番悩んだのが献立。
美味しいものを提供したいし、
ほっこりしてほしいし、
普段のゲストハウス縁とは違った雰囲気でお出ししたいし、
大好きな農家さんや醤油屋さんの作った食材を使いたいし、、、と。
ちょっと欲張りにかなり悩みました。
結局は、
夫が好きな料理と、
わたしが好きな料理。
このふたつが理由に。
自分たちが美味しいと思えるものじゃないとお出しできませんもんね。
献立
マルホコマツナともやしの小笠原ラー油和え
夫にわたしの作るごはんで何が好き?
と聞いたら、まず、これが挙がりました!(むっちゃ簡単なやつやないかーーい(笑))
普段は、もやしだけのとき、小松菜だけのとき、ほうれん草のときなど色々ですが、
今回は、三重県四日市の農画家、ナスケンが栽培しているマルホコマツナを仕入れさせてもらうことをお願いしていたので、
マルホコマツナのシャキシャキを味わってもらいたいっ!!!
と、このメニュー、真っ先に決まりました!!
#マルホコマツナ 25日目。週末12/7は #四日市ふるさと給食 で小学校へ食育の授業へ行く日。今回の持ち時間は30分。先生たちも忙しい中でこうして野菜や食について考える時間が授業に組み込まれている事は四日市市民としても親としても農家としても嬉しい限り。先生ありがとう! #ナスケン小学生PR作戦 pic.twitter.com/biy9u5g00e
— ナスケンI農画家 (@maruhonasu) December 5, 2018
ナスケンは、#ナスケン小学校PR作戦 で食育にも取り組まれていたり、Twitterで募った小松菜レシピをブログで紹介していたり、めっちゃオモシロイ、そしてカッコいい農家さんです。四日市の方、ナスケンを小中高の学校に呼んで、オモシロイ食育の授業、受けてみませんか♪
小松菜のシャキシャキと、もやしのシャキシャキ、
それから大好きな小笠原諸島に行ったときにドハマりして購入している「小笠原フルーツガーデン」の薬膳島ラー油。
これらの美味しいハーモニーがやみつきボンバーです。
お客さんも、お酒のアテにパクパクいけるわ~と
もぐもぐ食べてくれました♪
中には、FBイベントページのメニューでマルホコマツナが気になって調べてくれた方も!!
しかもツイッターのナスケン動画に行き着いたみたいで、ツイッターですごい応援されてるね〜と言っていただきました( ¨̮⋆)♪
https://twitter.com/maruhonasu/status/1070848430765891584?s=21
井上家のポテトサラダ~カンボジア胡椒のせ~
ポテトサラダは、わたしの一押し。
わたしの母が作るポテサラが世界中のポテサラの中で一番おいしいと思っているわたしは、
早速母のところにレシピを聞きに行き、習得したメニューです。
きゅうり嫌いだったわたしと姉のために、キュウリはかーなり薄切り。
そしてたーーーーっぷりのゆで卵が混ぜ込まれていてとってもクリーミーでおいしいんです。
作るときは、大量に出来てしまうので、
二人暮らしの我が家では、次の日残ったポテサラがコロッケに変身します。
コロッケも夫には好評でしたヾ(≧▽≦)ノ
いつもの井上家のポテトサラダに、今回は夫が大好きなカンボジアの胡椒をトッピング。
これがまた、ピリッといいアクセントになりました。
お客さんには、普通のと何が違うの?と注文の時に聞かれたりしましたが、
食べてもらえったら気づいてもらえたみたい!
夫婦で来ていただいたわたしの前の職場の上司塚田さん(カンボジア好き)には、
「胡椒のきいたスパイシーなポテサラだけど、
なぜかまろやかー!!美味しい!!」
との言葉にわたくし、うはうはでした♡
豚バラと大根の炊いたん
豚バラの写真は、このふたつしかない、、、2枚目に至っては豚バラはほぼ写っていない。
このメニューも夫の好きなメニュー(^^♪
ストウヴのお鍋を買ったのが嬉しくて作ってみたら、
「これはめっちゃ好きじゃ!」と夫が言ってくれたのがうれしくて
その後我が家の定番メニューになりました!
これはお客さんの中でも、特に男性陣とこどもたちが食べてくれた印象♪
味が結構よく染みていて、
豚バラが売り切れになった後に、
大根と卵だけちょっと残っとるよ、、と言ったら
それだけでも食べたい!めっちゃ美味しい!!と言ってもらえてむふむふの一品です。
秋鮭と鱈のムニエル~マルホコマツナ添え~
ムニエルは、わたしが好きなメニュー♡
こだわりは、豆乳で作るところです。ムニエルと言っていいのか定義がよくわからないけど、それっぽいやつです。
ムニエルのソースのとろーーりクリーミーなおいしさと、
秋鮭、鱈から出たお出汁
それらが、シャキふにゃの小松菜にからんでめーーーーっちゃ美味しいんです。
かなりオススメメニューですが、
実は一番数の見込みを少なめに作っていたために、一番最初に売り切れました。
縁の常連で、今回も来てくれていた山川先生には、
あいこちゃんが忙しそうだったから、後から頼もうと思っていたら売り切れ?!
ショックすぎる!!!
と言われてしまいました。
Twitter友達のあきちゃんは、このメニューが一番お気に入りだったとか♡
お料理上手のあきちゃんに褒められたのがかなり嬉しかったなあ♡
豆乳でカロリーも脂質もオフですよ♪
きのこの炊き込みごはん
きのこの炊き込みごはんも私が一押しの一品。
実は、夫と付き合い始めたころ、初めて食べてもらった料理(と言えるのか?)です。
これだけは、ずっと前から作れるやつ。
好きこそもののなんとやら。ですね。
きのこは、大崎上島産の椎茸をふんだんに使い、いつもよりちょっぴり豪華に仕上がりました。
炊飯器をあけた瞬間のきのこたちのいーーーーい香りが幸せ♪
炊き込みごはんは、わたしが炊飯器のスイッチを押すのをうっかり忘れており、
開始20分前にスイッチを押すという暴挙でしたが、
なんとか、みなさんに食べてもらえてよかったなあ♡
岡本醤油の具たくさんお味噌汁
お味噌汁は、我が家の定番メニューです(当たり前だけれど)
ふたりともお味噌汁が大好きなので、ほぼ毎日作ります。
こだわりポイントとしては、岡本醤油の味噌を使っていること、
酒粕(この日は音戸の榎酒造さんのもの)を入れていること、
しょうがを入れていることです。
子供ちゃんにはちょっとどうかな?と思いましたが、
夫がうちのお味噌汁と言えばこれでしょう!!と自信をもって背中を押してくれたので、これでお出ししました。
それから、具だくさんなことも特徴かな。
だいたい毎日、料理に使って微妙に余った食材をぶち込んでいますので、
この日も、そのほかの料理に使って半端に残ったきのこや野菜をぶち込みました。
これが美味しくなるコツです。笑
なるさんには、
本当に普段の食卓なの~??と聞かれましたが、
普段の食卓なのです~
めっちゃ簡単で美味しいお味噌汁なのですー♪
しなやかきゅうりの浅漬け
最後に決まったのが、しなやかきゅうりの浅漬け。
これは、しなやかきゅうりを作っている四日市の友人が、
「ため食堂」に提供するよー!と申し出てくれたのがきっかけです。
あいこちゃん、素敵ーーーっ!良かったら #しなやかきゅうり も提供させていただきますので、遠慮なく言ってくださいませ♪
— しなやん / 百姓 (@shinayan_way) December 5, 2018
そんな嬉しすぎるお申し出、有難すぎて、速攻でお受けさせてもらいました。
嬉しすぎて、夫とふたりで震えました。
しなやかきゅうりといえば、
きゅうり嫌いだったわたしがきゅうり好きになったきっかけになったことで有名ですよね(知らんがな)
そんなしなやからきゅうりを一番美味しく味わってもらうなら、
浅漬けしかないだろう、とここは即決でした。
塩とちょっぴりのごま油。
これだけで味わってもらいました。
これも好評で、
自信作なのでみんなに必ず食べてもらえるお通しでお出ししていたのですが、
追加注文が入ったりと
嬉しい悲鳴でしたヾ(≧▽≦)ノ
心を込めて、お料理に専念できたのは夫のおかげ
さて、ここまでお料理についてお話してきましたが、
わたしは、夫と結婚するまで料理経験はほぼなく、
またバイトなどでも飲食系は一切したことがありません。
唯一最近お手伝いさせてもらっている子ども食堂でちょぴっとの調理経験があるくらい。
ですので、今回のイベントで初めて家庭用じゃない本格的な厨房に圧倒されましたし、
ふだん二人前しか作らないから、大量の食材にてんやわんやしました。
こんな風に食堂のイベントが出来たのは、完全に夫の力あってこそです。
わたしは、当日までのメニューやレシピの作成、メニュー表を作成したり、作ることを担当。
夫は、飲食経験が豊富なので、わたしの作成したメニューを見て、値段や当日の動きなどを
わたしが動きやすいように考えてくれました。
わたしには想像もつかない部分を担当してくれてめっちゃ心強かったでし、
自分が出来ることに完全に専念できました。
それから、ここは一番重要なのですが、
夫の人柄が、こんなに多くの人に来てもらうきっかけになったと本気で思っています。
信じられないくらいまっすぐで、誠実な人で、みんなから愛されていますし、
友達や恩師のこともとても大事にしている、というのがイベントに来てくれた人で本当によくわかった。
今までも感じていましたが、より強く誇らしく思いました。
ため食堂後、片付けを終え、ふたりで帰路についているときに、
「本当にこのひとが夫でよかったなあ」としみじみ思いました。
(直接も言いましたけど、さらっとスルーされます)
つまり、一番胸を張りたいのは、わたしの夫がこの人!ということなんです!!
わたしが、のほほんと、
「みんなにほっこりしてもらい、幸せにごはんの時間を楽しんでもらいたい!」
と言えるのは、夫がいて、信頼出来ているから。
二人でイベントをして、本当に良かったと思いますし、
有難いことに次はいつ?と聞いてもらえるので、また必ずやりたいです!!
そして今後二人でならシェアハウスだってやっていける、と確信しました。
なんだか最終的にのろけブログになってしまいましたが、
今日はこういう気持ちで締めたいと思います。