広島市西区にある、ゲストハウス縁で働いているタメ(@tame_en)です。
カンボジアで2週間弱過ごした後、ぼくらはフィリピンに移動しました。
はじめはマニラで3日間程滞在しましたが、「新婚旅行だし、ビーチでのんびり日も作りたいよね」ということで、知人に教えてもらったボラカイ島に行ってきました。
3泊したのですが、そこで過ごした日常について書いていきたいと思います。
https://twitter.com/aicoinoue/status/1103509450638258176
「再オープン」という紹介を受けて
初めてボラカイのことを聞いた時、「観光客受け入れが再開したばっかりの島!」という紹介をされました。
2018年4月から10月末までの半年間、環境汚染を理由に観光客の受け入れをストップしていたそうです。
詳しくはこちらから
下水垂れ流しなどがあったとのことで、インフラなどが整備される前に現地のキャパ以上に観光客が来続けた結果、環境汚染が深刻化していったのでしょう。
ぼくたちは、ボラカイ島が受け入れ再開して半年後くらいに訪れたわけですが、まだいたるところで工事が行われていました。
宿泊施設やレストランはもちろんのこと、道路も整備されているところとそうでないところがあり、ボコボコ道を通らなければならない場面もありました。
半年間も観光客受け入れを止めるのは想像以上に勇気のいる決断だと思いますが、長い目で見たら間違いなくそのほうが良いですよね。
マニラから飛行機でカリボへ、そして島上陸
マニラからは、Cebgo(セブゴー)という現地のLCCで移動しました。
ボラカイ島に行くには、カティクランとカリボという2つの空港があり、見たら一目瞭然なのですがカティクランの方が圧倒的に近くて便利です。
ただ、カティクランは整備されていなくてフライトキャンセルがあったり発着時間があまり信用できない、という情報をネットで見ていたこともあり、カリボで降りてバスでカティクランのフェリー乗り場まで移動するという選択肢を取りました。
カリボ空港
最も安そうだったバンでフェリー乗り場まで移動
カリボの空港を降りて、どの手段で島まで行こうかなーと思っていると、タクシー、バス、バンなど数種類あることが分かりました。
フェリー代も込みで、とか、ホテルまで送迎込みで、とか、様々なオプションを付けてくるので、最終的にどれが一番得なの?!と迷ってしまいます。
ぼくたちが選択したのは、最も安かったバン(10人乗りくらい)です。
フェリー乗り場までの送迎で、ひとり250ペソ(約530円)でした。
ちなみに、なるべく満員の状態で出発したい向こう側の思惑もあり、乗ってちょっと経ってから「次のフライトの人たちが来るまで30分くらい待ってくれ」と言われる場面がありました。
それくらいなら仕方ないかと思い、その時間を利用し近くにあったセブンイレブンでお菓子を購入。
急いでいる方にはバンはおすすめできないです。
出発してからは、1時間半くらいで桟橋に到着しました。
ちっちゃいフェリーでいざ上陸!
フェリーに乗る前に、当たり前ですがチケットを購入しなければなりません。
ですが、ボラカイ島ではその前に「入島カード」的なものを書かなければならないのです。
というのも、先にお話しした通り、半年間の閉鎖があったばかりです。
現在も完全に再開したわけではなく、一日に入島できる人数が決まっているのです。
→CNNニュースによると、2019年10月までは一日6000人までだそう。
そのためパスポート情報に加え宿泊先を記入し、さらに予約確定のメールなど、それを証明できるものを見せなければなりません。
そこを通過すると、次はチケット購入。
窓口が2つあり、チケットを2人分購入すると、隣の窓口の人に「こっちにも来て!」のようなことを言われました。
今払ったばかりだけどな、と思いたった今購入したチケットを見せると、どうやら入島税、港使用料があるとのことでした。
そういえば本に書いてあったような、、、と思い出し、支払いを済ませました。
内訳はこんな感じです。
- 港使用料100ペソ(約210円)
- 入島税75ペソ(約160円)
- ボート代30ペソ(約60円。フェリーもありましたが、もう少し高め)
あと、桟橋からボートに乗るタラップがなかなか怖いです。
重い荷物を持っていたぼくたちは、言われるがままポーターに預けました。
もちろんあとでチップを請求されるのですが、それくらい全然許せます。
相場がよく分からなかったのですが、ひとつ運んでもらったら最も少額な紙幣である20ペソを渡すのが一般的なようです。
それより少額だと、この辺りのポーターは20!とか40!とか請求してきました。
やはり20ペソ紙幣は常に持っておいた方がいい気がします!
ボート船は、カティクランからボラカイ島までは約15分くらいで到着しました。
ぼくらは広島の人間ということもあり、感覚的には宮島のフェリーくらいの時間でした。
フェリーを降りると、ホテルまではタクシーや電動トゥクトゥク、トライシクルなどがありました。
これまた一番安そうなトライシクルの運転手にホテル名を告げると、150ペソ(約320円)で行ってくれるとのことでした。
ぼくたちのホテルは、ホテルやショッピングモールが密集しているエリアより少し遠めだったので、それで送ってもらうことにしました。
ぼくたちが泊まったとこ
ホテルの名前は「Friday’s Boracay Hotel」です。
決め手は、ビーチがホテルの目の前にあったことです。
ハンモックがあったり、部屋の横にプールがあったり、バーがあったりと、最高の雰囲気でした。
Dモール(メインのショッピングストリート)から2キロ弱離れていたのですが、朝食も毎朝ここで食べられたのでよかったです。
遠浅の海で、夕日が綺麗
ホテルの部屋を出て海側へ歩くと、すぐにビーチが見えるロケーションでした!
朝昼は白砂と透き通った海、夕方は夕陽、そして夜は静かな波の音と星空。
毎回いちいち感動していました。笑
封鎖前は汚染具合がどれほどだったのかは全く分かりませんが、2019年3月時点では、ビーチにごみが落ちていることはなく、まるで天国かのような綺麗さでした!
本当にまた訪れたいと思える綺麗な島だったので、今後もみんなにとってクリーンな島であってほしいと切に願います。
ビーチに出るとすぐに、現地の人たちがアクティビティの勧誘に来ます。
予定になければ無視しててもいいと思いますが、なかなかしつこいですよ!笑
ぼくは以前広島でサップ(スタンドアップパドル)をしたことがあり、何人かやっている人が見えたので、ここでもやってみたいと思いました。
最初勧誘の人が来た時にいくらでサップができるか聞いてみると、30分1000ペソ(約2100円)と言われました。
ホテルアクティビティだと通常1200ペソだから、うちでやると安いよ、とのことでした。
ですが、ぼくはできれば次の日にやりたいと思っていたので断ると、800ペソになりました。
それでも断ると、500ペソ(約1050円)と言ってきました。
中々食い下がってきます!
そして最終的にはぼくが折れました。笑
500ペソなら今やろっか、という気になり、妻とふたりで順番に乗ることに。
食も楽しめる!
南国らしさ、フィリピンらしさ、島らしさ。
そのどれもがここボラカイ島では楽しむことができます。
やっぱりマンゴー
南国の代表的なもののひとつは、マンゴーです。
当たり前ですが、ずっと外にいると暑いです!
そんな中目に飛び込んできたのは、マンゴーアイスのお店「mango tree」。
人気そうだったので、試してみることにしました。
マンゴーアイスのお店ですが、ココナッツアイスも置いてありました。
マンゴーが美味しいのは当たり前というか、百も承知だったのですが、個人的にはココナッツアイスの方が美味しかったです。笑
これは驚きでした!
甘すぎずしつこ過ぎず。
マンゴー食べ過ぎた方は、ぜひココナッツアイスにもチャレンジしてみてくださいね!
スペイン料理店
かつてスペイン植民地だった流れから、スペイン料理店もよく見ます。
ぼくたちはパエリアを探していて、ここにもあるとのことだったので、入ってみました。
明るい雰囲気もよく、また朝4時まで空いているというタフさ!
ボラカイ島の一日は、こんな感じで過ぎていきます。
ビーチを歩いたり、暑くなったらフレッシュジュースやアイスクリームを食べたり、海に浸かったり、夕日見たりと、ゆったりした時間の使い方が贅沢ですよね。
他にも買い物を楽しんだりダイビングができたりするのですが、それはまた次回に持ち越します^^