カンボジア、フィリピン、台湾ハネムーン

【カンボジア】アンコールワットだけじゃない!絶対おすすめの、天空の世界遺産「プレアヴィヒア寺院」

広島市西区にある、ゲストハウス縁で働いているタメ(@tame_en)です。

カンボジア旅行といえば、おそらく最も連想されるのが「アンコールワット」ですよね。

ぼくたちも、旅行中に行ってきました。

時間の都合上、朝日を見てそのあと少し回るくらいしかできなかったのですが、相変わらず雄大にそびえ立っていて、いつ行っても美しい姿を見せてくれます。

観光客多いけど、やっぱり朝日がおすすめ。

今回ぼくたちは、アンコールワットではないカンボジアの世界遺産「プレアヴィヒア寺院」にも行ってきました。

景色が素晴らしいのは事前情報として仕入れていたのですが、それだけではなく遺跡にとても深い意味が込められていたことが分かったので、それを含めておすすめしたいと思います!

 

シェムリアップから日帰りツアーで

アンコールワットがある街・シェムリアップからプレアヴィヒアまでは約250キロ北東へ行ったタイとの国境沿いにあり、車で片道およそ3~4時間。

そのためひとりで行くというよりは、現地ツアーに申し込んで行くのが一般的とのことです。

旅行会社に問い合わせるか、もしくはゲストハウスで車をチャーターして乗り合わせていく方法があります。

そんな中ぼくたちは、日本人向けガイドのローズさんという方にツアーをお願いしました。

金額は少々しますが、彼のInstagramを見れば、その価値が分かると思います。

結果的に、彼にツアーを頼んで本当によかったです。

「タビジョ」に大人気、日本語が堪能なカンボジア人ガイド・ローズさん

その理由は後述しますが、単に「映える」写真を撮ってくれるだけではなく、しっかりと遺跡についての情報を丁寧に説明してくださったからです。

それがなければ、感動も間違いなく半減していたと思います。

ふもと付近で乗り換えてGO

昼までにはプレアヴィヒアに着くスケジュールだったため、朝7時にシェムリアップのホテルでピックアップしてもらいました。

そこから車を運転してもらうこと3時間ちょっと。

道中はまだ舗装されていない道もあるので、割とハード!

プレアヴィヒア付近のチケット販売所に到着しました。

ここから先は、専用のバイクタクシーかピックアップトラックに乗って山を上がらなければいけないとのことでした。

ぼくたちはローズさんに勧められるがまま、ひとり一台ずつバイクに乗って上がることに。

バイクだと往復でひとり5ドル、トラックの荷台だと最大6人乗りで25ドル、それを乗車人数で割る。

この先に見える山まで登っていく。

寺院へのチケットは、ひとり10ドル。

バイクで登るのは、風が気持ちよくてよかったですよ。

ただ結構急こう配な登坂もありましたが。笑

緊迫のタイ国境付近

プレアヴィヒアは2008年に世界遺産に登録されたのですが、タイとの国境付近ということもあり、2011年には武力衝突も発生しています。

そのため現在(2019年3月)も、警察官や軍の人たちが所々滞在していました。

以下は最初の門なのですが、何とか支えられているような状態でした、、、

タイに武力攻撃を侵されて崩れかかってしまった遺跡がそのままに。

「攻撃」された世界遺産、、、

国際司法裁判所では、武力衝突があった後の2013年に改めてカンボジアの領土だという判決が下っています。

本当に素敵な場所なので、争いごとがもう二度と起こらず、平穏な場所であり続けてほしいと願います。

天空での写真撮影!

遺跡自体は全長約800メートルあります。

ぼくたちはガイドさんの説明をしっかり聞きながら登ったので、下から一番先までは1時間弱くらいかけて登りました。

もちろん、所々写真も撮りながら。

ちなみになぜプレアヴィヒアに行こうと思ったかというと、カンボジアには日本ほど山がない中で、「天空の遺跡」とはどんなもんや、ととても興味がわいたことが理由の一つです。

それと同時に、一番先まで登った時にトリックアート的な写真が撮れるということにも非常に気になったからです。

実際一番先まで行くと、感動の景色が目の前に広がっていました!

スリルあるように撮ってくれていますが、実際なかなか怖い。

一見の価値あり!

見ての通り、周りは山というより平野が多い。

プレアヴィヒア付近に生息する、野生の猿。

そういえば猿同士がケンカしてたな。

「人生を表す」遺跡

さて、いわゆるトリックアート的な写真を撮って満足したところなのですが、これで紹介終わりではありません。

こちらがプレアヴィヒア寺院の案内板なのですが、このように全部で5つの門があり、全体は人の一生に見立てて作ってあるというのです。

遺跡に入る前に、ここでしてもらった説明により、完全にプレアヴィヒアに心奪われた。

まず一番初めのスタート地点は0歳。

つまり人が生まれたところ、ということです。

そして最初の門(上記写真でいうところの①)に到達すると、12歳。

その次の門に到達すると、24歳。

12歳ずつ、つまり干支を一回りずつ重ねていくようにして数えていく考え方です。

次はの門36歳、48歳、そして一番先まで到達すると60歳。

そこから④、③、、、と反対方向に戻るに連れて、同じように数えて72歳、84歳、96歳、そして108歳になります。

12歳

生まれたところから①まで、つまり12歳までは長ーい階段になっているとのことです。

ぼくらはそれは割愛して①の門からスタートしたのですが、最初の門から次の門までは最も距離が長く、また上り坂になっているため先が見えにくくなっています。

最初の門から先を見た景色。先が意図的に見えなくなっている。

どういうことかというと、「12歳の時には先のことなんかあまり考えてないでしょ?だから先が見えなくなっているんだよ。そして1年1年が長い(=時がたつのが遅い)のもこの年代の特徴だよね」と言われました。

確かに、12歳のときはそんな先のことなんか全く考えることはなかったです。

24歳

続いてこちらの階段を上った先にあるのが②の門、つまり24歳の遺跡です。

ちなみに、丸い落とし穴のようなものがありますが、そこには本来水が入っていて、そこで清めてから階段を上るようになっていたそうです。

つまり、水で清めるのが20歳の成人になる年(成人式と捉えられる!)、そしてそこから大人への階段を上っていく、ということです。

大人の階段上る~という曲がぴったりのシチュエーション。

「24歳」の遺跡。

面白かったのが、遺跡中央まで行ったときの話です。

扉がある門ではないので前後の景色を伺えるのはもちろんのこと、左右も開いていて、先まで見えるようになっています。

これを人生に例えていうと「24歳のころは左右どちらにも行くことができ、更に失敗しても戻ってくることができる」

これくらいの年代のときにはたくさんのチャレンジができるということを、1200年前に造られた遺跡が教えてくれていたのです!!

24歳のときには、左右がこのように開いているのだが、、、

余談ですが、、、ぼくが初めてカンボジアを訪れたのが25歳だったので、25歳と見立てた遺跡を出てすぐに記念撮影。

なぜか足の足のポーズをこのように指定されました。笑

24歳の遺跡は、次の③と比べると左右そこまで大きくはない。

妻は30歳、ぼくは28歳。結婚した年齢笑

36歳

24歳の門を超えると、このような視界になります。

どうですか?

12歳のときには先が全然見えなかったのに対し、こちらは先が見えてきています。

手前のリンガが倒れているのもまた、攻撃されたあとらしい。

年齢が増すにつれて、一日が、一か月が、そして一年が経つのが早くなっているという実感がありますよね?!

それと同じく、先がどんどん見えるようになってきています。

最初の案内板を思い出してください。

次の門(=一回り年を取る)までの距離がどんどん短くなっています!!

人生あっという間と表現する方がいますが、まさにそれが表されています。

そして③の門に入って左右を見てみると、先ほどは奥まで見ることができたのに今回は、、、

閉じちゃってます。

いつでもやり直し利く!という方ももちろんいるとは思うが、あくまでひとつの例えとして。

少し離れたところからこの門を見てみると、左右が頑丈にされていることが分かります。

そのような造りから、「これくらいの年齢になると身動き取りにくくなってくるよね。例えば結婚して子どもができて、責任感が増すのと同時に、家族みんなで支え合っていくことを示している」ということだそうです。

向かって右側は子どもを表している。

向かって左側は、奥さん(旦那さん)を表している。

確かに、あくまで一般的なイメージではあるけど、まさに人生の流れを1200年も前に造られた遺跡が表していると言っても過言ではないということが確信されてきました。

そうなると、これからは更に早くなっていきます。

48歳

次の写真は、36歳から48歳に行くまでの間の距離がカメラに収まっています。

人生が進むスピードが早くなる分、充実した日々を送りたい。

完全に見えるくらいに近くなりましたよね!

人生スピードが益々速くなっていっています!!

左右は36歳のものと比べると、少なくなっていく。

60歳

いよいよ⑤の門ですが、まずは写真をご覧ください。

ここからは別世界が!

写真両脇に遺跡が少し映り込んでいるのが分かりますよね。

これは、48歳と見立てた門④の出口です。

つまり48歳から60歳までは、もう、、、目の前。

さすがにこんなに人生早くはないわ!というツッコミをもらいそうなくらい目の前に現れていますが、実はここから先には水が張っていたそうです。

「この歳になっていくと、以前と比べて体力が落ちる。だから水が張っていることはつまり、動くことに対して抵抗が生まれるということ」

動くことに対しての抵抗とは、体力が衰えることを意味しています。

 

更にもうひとつ。

12歳のときから48歳の門に辿り着く道中、門以外の部分では左右にリンガ(ヒンドゥー教で、男性生殖器)があることが分かります。

タイに攻撃されたときに一部破壊されてしまってないところもあるのですが、よく見てみるとリンガがあったと思える台があることが分かると思います。

リンガとともに。

リンガは、12~48歳と見立てた間しかありません。

もうお気づきですね??

それが使えるのはこの間だけですよ!と、これまた1200年前の遺跡が教えてくれています。

南北軸

更に特徴的な点は、建てられている方角です。

アンコールワットなどの遺跡は東向きに建てられているのですが、プレアヴィヒアは南北を軸に建てられています

気づけばあっという間に最後の門に到着。人生も同じようにあっという間なのかな?

ここにも深い意味が隠されていました。

60歳の門は中心に少し穴が空いており、太陽が真上に来た時にそこに光が真っ直ぐ差し込むようになっているのです。

 

奥が深すぎるプレアヴィヒア、ぜひガイド付きで行ってみてください!!!

関連記事

TOP