広島市西区にある、ゲストハウス縁で働いているタメ(@tame_en)です。
カンボジアの地図を見ていると、海に面している部分があることが分かります。
ぼくたちは今回新婚旅行先としてカンボジアを選んだのですが、せっかくならビーチっぽいところでのんびりもしたいよね、ということも話していました。
そんな中でビーチの候補地として上がってきたのが、コン島だったと記憶しています。
もちろんシアヌークビルという、カンボジア国内においての沖縄的存在の街もあるのですが、どうしても島がいいということで、詳しく調べていきました。
調べていくと、コン島のほかにロン島やロンレンサム島などがあり、しかもまだ日本人の方のレビューのようなものも少なかったので、正しい情報を得るのに少々苦労しました。
今回は、2泊3日で訪れたロン島で体験した現地ツアーについて書いていきます。
破格の10ドルで内容盛り沢山
ぼくたちは、ロン島の中でもKaoh Touchという南側のエリアに泊まっていました。
地図で見ても分かるのですが、ここは海に面して一直線にお店などが連なっています。
だいたい宿泊施設、飲み物などの商店、両替所、レストラン、カフェやバーなどがひたすら並んでいるのですが、同時に「Tour desk」も同じようにあります。(痛恨の写真撮り忘れ)
ツアーデスクには写真付きで、
- シュノーケリング
- BBQ
- ロングビーチ
- サンセット
- ダンシング
- 光るプランクトン
この6つのプログラムが書かれている広告が貼ってありました。
ぼくたちはシュノーケルセットを持ってきていたため、できればそのためのいいスポットに連れて行ってほしいと考えていました。
そのためツアーデスクの方に質問してみると、「全部できて一人10ドル(=約111,9円、2019/3/3のレートです)」ということでした。
めっちゃ安くないですか?!
帰島時間が19時くらいとのことだったので、時間的にもコンテンツの数からしても安すぎる。
しかも、ビールとミネラルウォーター付きとのこと!
どんなツアーなのか、いろんな意味で興味が出てきました。笑
ほぼ即決。
このツアーは、朝8時と、午後1時の1日2回催行とのことで、ぼくたちは午後の部に参加しました。
大音量でGO!!
言われた通り10分前の12:50にツアーデスクに集合すると、欧米系の方が3名ほど待っていました。
時間になりフェリー乗り場の方に移動していくと、すでに何人かツアー参加者がいたり、あとで合流したりしていたため、他のツアーデスクからも一緒に参加する人がいることが分かりました。
ざっと見た感じ、30名くらいはいました。
中国人客が増えてきているという話もありましたが、ほとんど欧米系の方ばかり。
カンボジア人の特徴のひとつでもある、大音量でノリノリの音楽(流行りの洋楽)を流しながら、スタートです!!!
↓この曲が何度流れたことか。これを聞くとぼくたちはロン島を思い出す。笑
透き通った海でシュノーケリング
数あるプログラムの中で最も楽しみにしていたのが、シュノーケリングでした。
スタートして10分経たないくらいで停船し、恐らくロンレンサム島の北にあるKoh Kounの西側に到着したと思います。
到着後特に指示はなく、どれくらい時間があるのか分からないけどみんな徐々に行き始めたしぼくらも行くか!というゆったりとした流れの中、スタートしました。
たくさんの魚がいるわけではなかったのですが、それでも念願のシュノーケリング。
体感ですが、15分くらいで上がったので、もう少しいてもよかったなと思いました。
船へ上がると、クーラーボックスが出されていて、飲み物を取ってもいいとのことでした。
ツアーデスクに書いてあった「Free Beer」の時間です。
海上アクティビティでお酒ってあまりないとは思いますが、つい楽しくて。
もちろん、ツアー参加者全員何事もなく無事に帰っております!
感動の「ロングビーチ」
シュノーケリングが終わり、次のスポットへ移動です。
もちろん、どこへ行き何をするのかは誰も知る由もありません。笑
2~30分くらいかな?船に揺られて着いた先には、感動の光景が広がっていました!!!
ぼくはいわゆるリゾート地に行くのはほぼ初めてだったため、真っ白の砂浜と透き通った海に大変感動しました!!
ここ天国かな?って思ったくらい!
調べてみると、約3㎞くらいこのような景色が続いていることが分かりました。
ここはぼくたちが泊まっているエリアの裏側に位置していて、建物もほとんどなく自然の形がそのまま残っています。
そして最も驚いたのは、砂浜を歩くと「キュッキュッ」と音がするのです!
それだけ砂がさらさらしており、歩くのがとても気持ちいいです。
いつの間にか出来上がっていたBBQ
ロングビーチでしばらくのんびりしていると、船内からいい匂いが。
上がってみると、お次はBBQタイムでしょうか、串焼きができていました!
フランスパンに焼かれた肉と野菜を挟んで、’カンボジア風サンドイッチ’にしていただきました!
ひと泳ぎして小腹がすいていたころ。
船上というロケーションも手伝って、とても美味しくいただきました。
最もツボだった時間「チョルモイ!!」
BBQを配られる前に、ひとりひとりプラスチックカップが配られていました。
勝手に、串焼きを入れる皿代わりだと思っていたのですが、それらは上記写真のようにトレーに入れられていただきました。
ではこのカップ、何に使うの?
その答えは突然判明しました。
何と、一人ひとりにウィスキーとコーラが入れられていきました、、、!
最初に配られた人たちは戸惑いを隠しきれていませんでしたが、雰囲気的にこれもサービスの一部だということが分かっていき、みんな笑いながら受け取っていきました。
ちなみに、(ぼく的に?笑)量自体はそこまで多くはなかったですが、1:1の比率で入れていっていました。笑
もちろん、子どもやお酒が飲めない方はコーラをもらっていましたよ。
船長さん?が全員に入れ終わったところで、自身のコークハイも作ったところで「◎△$♪×¥●&%#、チョルモイ!」という威勢のいい声が高らかに響きました。笑
(チョルモイ=カンボジアの言葉で「乾杯」)
お客さんはノリのいい欧米系の方々が多かったので、結構盛り上がりました!
その後突然「Dancing!!!」という声が上がり、後ろにいた女性たちが大音量に合わせて踊り始めました。笑
さすが、パーティーアイランドと言われる島のツアーだけあります。
そのままの~んびり
一通りの流れが終わってもなかなか出発はしません。
時計を全然見なかったのですが、それから日没までは同じ場所にいました。
そういえばぼくは一眼レフカメラを持って行ったのですが、運転中結構水がかかるのでバッグでしっかりガードする必要があります。
ただ海やビーチがとてもきれいなので、写真好きな方は頑張って持って行ってみてくださいね。
謎のミラーボール
また何の前触れもなく、小さなミラーボールが回り始めました。
これがプログラムに書いてあった「Dancing」の時間だったのでしょう。
ただ乾杯をした後、何人かの人たちはすでに踊り終わったようだったので、ミラーボールが回り始めても特に誰もなにもなかったです。笑
抜群の夕陽
そうこうしているうちに、陽が沈み始めました。
それくらいのタイミングになると、大体の人たちは船に戻ってきてサンセット鑑賞が始まりました。
陽が沈み始めてもまだまだ自由なので、夕陽に向かって泳ぐこともできます。笑
謎のプランクトンタイム
陽が沈み始めたら早いもので、あっという間に暗くなり、いよいよ船が動き始めました。
たぶんロングビーチに3時間くらいはいたんじゃないかと思います。笑
残るアクティビティは「プランクトン」鑑賞です。
ツアーデスクにあった写真によると、海ホタルを見るようなイメージです。
そんなのどこで見られるの?と思いながら船はどんどん暗い海を進んでいきました。
結構もう満足していたので、そのまま帰して~と思っていると、暗い海でエンジンストップです。
どうするのかと思いきや、船長的な人が「Shake your hands!!!」と何度も叫んでいました。
ぼくはそのとき意味が理解できていなくて、周りの人たちも何人か海に飛び込み始めたのでぼくたちも入ることにしました。
真っ暗な海に入るのは初めてで、まあまあ怖かったです。笑
なぜ怖いと思いながらも入ったかというと、海の中の方が暖かいのです。
というか海水温がぬるくて、船上にいたので外は意外と冷えてきていたのです。
話を「Shake your hands!!!」の件に戻します。
ぼくたちが船に上がったあと、まだ海に入っている人が手を海水内で水平にバシャバシャさせたのです。
すると、キラキラする何かが見えてきたのです!
手を動かすたびにキラキラ光る何かが!
そこで、Shake your handsとプランクトン鑑賞がつながりました。
付いていけてなかったぼくは、Shake your hands?握手?と思っていました、、、笑
プランクトン鑑賞とは、手をバシャバシャさせたときに見えるキラキラと光るプランクトンたちのことでした。
写真なんてありませんが、きれいでした。
それなりに。笑
何だかんだ大満足。絶対に参加するべき!!
以上が、集合時間13時~19時の間で体験した出来事です。
(体力に自信がない方は、あまりおすすめできないかもしれません)
いろんな意味で相当充実していませんか?!
当初目的であったシュノーケリングができたことにも満足したのですが、何と言ってもロングビーチを目の当たりにしたとき、ビーチを歩いてみたときの感動は一生忘れないと思います。
新婚旅行としてこの島に来ることができて、本当によかったです。
ぼくたちの事業が軌道に乗った時に(何となくイメージで3年続いたら)再びこの「ロン島」を訪れたいと心から思いました。
ただこのツアーには最後にお伝えしておきたいことがあって、、、
なぜ上記写真を掲載しているかというと、ツアー終了後(もちろん辺りは暗い)船から上陸する際に4隻跨いで波止場までいかなければならなかったのです。
左から赤、橙、赤と船が止まっていますが、ぼくたちの船はそこの奥側の赤い船の右側に止まったということです。
船はそれぞれかなり揺れています。
そんな中、船から次の船まで跨ぐ、というかジャンプに近いかもしれません。
ぼくと妻は事なきを得て波止場まで到着しましたが、結構怖かったです。
次の船へ着地した際に滑ってこけてしまった人、ちょっと年配っぽい方で船跨ぎが怖くて泣きそうになってしまった人などがいました。
ぼくが最後に「体力に自信がない方は、あまりおすすめできないかもしれません」と記載したのは、そういった事実もあったからです。
体力とは直接関係ないかもしれませんが、そういった安全面も含めて「未開発」だということです。
みなさんにお勧めしたいがゆえに、一応、良いとこだけではなくそういった部分もあったということをご紹介しておきます。
色々と振り返っても、ぼくたちがこの景色に感動したことに変わりはありません。
カンボジアへ行く際には、ぜひロン島にも訪れてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!