【スポーツと平和】国際平和のための世界経済人会議に参加して。

2019/01/23
 
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為政伸彦
生粋の広島人。2015年に1ヶ月間カンボジアに行き、孤児院や日本語学校で活動。現地での出会いを通して、英語が話せると世界中どこでも行けるんじゃないか?と感じ、その後オーストラリア・メルボルンにワーキングホリデーとして過ごす。語学学校や日本語教師アシスタントなどで8ヶ月間過ごしたあと、2017年6月から地元・横川にオープンした「広島ゲストハウス縁」で日々奮闘中。

ゲストハウス縁で働いているタメ(@tame_en)です。

11月5・6日に広島国際会議場にて、「国際平和のための経済人会議」が行われ、ぼくは6日のトークセッションを見に行きました。

どんな会議?

平成25、28年にも行われたもので、ビジネスと平和構築の在り方を議論すること、平和構築活動を持続的に支援する仕組みの構築に向けて、この会議が開催されました。

そしてそのテーマが、

~マルチステークホルダーのパートナーシップにより、SDGsを通じて国際平和を実現する〜

です。

。。。

ぼくにとってわからない言葉が並んだので、その勉強も兼ねて書いていきます。笑

イベントの名前は堅いですが、教育やアート、スポーツまで、内容は多岐に渡っています。

マルチステークホルダー

内閣府のWebページにありました。詳しい説明はこちらでお勉強。

自分の分かる言葉でまとめた結果はこんな感じです。

世界中みんなが持続可能な発展ができる環境になることが一番いいことだと思いますが、そこに行き着くには当然様々な問題があります。人々の価値観や経済構造、民主主義や平等の考え方の浸透などです。

そしてそれらの問題を前進、解決させていくためには国だけではなく企業や市民、団体など社会の様々な立場の人たちがこのプロセスに参加し、学び、協力し、それぞれの役割を果たすことが必要です。

そして、このような課題解決の鍵を握る組織や個人をステークホルダー(やっと出てきた)と呼びます。

そして様々なステークホルダーが対等な立場で参加し、共に課題解決に向けて取り組む枠組みをマルチステークホルダー・プロセスと言います。

持続可能で、平等に発言・発信の機会があり、課題解決に向けて行動をすることだと言っていると思います。

個人でも企業でも国でも、まずは信頼関係を構築することが大切ですよね。

SDGs

もうひとつ出てきた言葉がこちら。

テーマにもあるように、SDGsを通じて国際平和を実現、とあるので相当重要な言葉ですよね。

Sustainable Development Goalsの略です。直訳すると、持続可能な開発目標、といったところでしょうか。

これは、2015年に国連サミットで採択された、持続可能な開発目標のこと。2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継です。

’グローバル・シンガーソングライター’ピコ太郎さんがSDGsのプロモーションを行なっていました。

 

国際社会全体の開発目標として2030年を期限に17の目標が設定されていて、「誰一人取り残さない」社会の実現を目指したものです。

その17の目標が上記画像に書いてあるもので、どこか特定の国や地域ではなく、もっと包括的な問題となっていることがわかります。

詳細については、イマココラボさんの記事が分かりやすいと思ったのでシェアさせていただきます。

SDGsとは?

スポーツと平和がどう結びつくのか

仕事の都合上、ぼくが参加できたのは2日目のセッション。

ちなみに1日目は、平和に絡めて教育、アート、ネット社会などのテーマがありました。

個人的には、平和と教育を聞いてみたかったです。

平日の午前中ということもあってか、人の入りはまちまち。それでも登壇された方々の近くでお話を聞けたのは非常に貴重な機会でした。

司会者は元プロサッカー選手の野口亜弥さん、

登壇者は

梶川三枝さん 一般社団法人Sport For Smile 代表理事

齊藤一彦さん 広島大学大学院教育学研究科 教授

為末大さん Deportare Partners 代表

樋口昌平さん 特定非営利活動法人Little Bridge 代表理事

ロレナ・ロドリゲス・アルバレスさん Communications and Outreach Director of Peace and Sport

以上の方々でした。

Little Bridgeは、現ガンバ大阪監督の宮本恒靖さんが発起人となって設立された組織だということはこのとき初めて知りました。

広島出身の為末大さんも登壇。

個人的に印象に残ったことを列挙していきます。

ボスニア・ヘルツェゴビナの民族融和

樋口さんの、ボスニア・ヘルツェゴビナでの活動。

1990年代前半に起きた民族紛争により今でも深刻な民族対立が残っていて、住む地域や学校、スポーツクラブが分かれているとのこと。

でもそれは子どもたちには関係ないし、そんな社会を残したくない、民族融和のための手段としてスポーツを使っている。

日本人と交流を持つためのスタディーツアーを開催した際、遠くから来てくれる日本人をもてなそうと、普段はあまり接点のないクロアチア、ボスニアの親同士が一緒に活動をしてくれたということです。

ひとつの目的・目標に共に向かうことのパワーの大きさを感じます。

one athlete one issue

為末さんが提唱している考え方がこちら。

現役時代、プロスポーツとアマチュアスポーツの差(お金の部分など)について色々悩まれていたこともあったそうなのですが、東日本大震災後のスポーツ選手たちによる慈善活動などを通じて、アマチュア選手であっても人々に与える「影響力」はとても大きな力があると感じたそうです。

そしてその影響力を、社会をより良くするために使うことができればいいんじゃないか、という考えが生まれ、一人ひとりのスポーツ選手が一つの社会課題に取り組む、というものがone athlete one issueです。

今後は、選手に対するスポンサーではなく、選手の考え方や信じているものに対してスポンサーが付くことが増えていくのではないか、また、勝ちたい選手から、勝つことで自分の考えや意見を発信したい、そんな選手に魅力を感じていくのではないか、とお話されていました。

垣根を超えるスポーツ施設

齊藤先生のお話。

どこの国の例だったか忘れたのですが、、、

世界のスポーツ施設は、地域と大学が一緒になっているとのこと。

国立だから、県だから、ではなくまさにスポーツを通じて垣根を越えている。

ローカルな話ですが、広島では新サッカースタジアムを通じたまちづくりをしてほしいと思っている人も多いはず。

感じたこと

スポーツの価値は、スポーツをどう使うかによって決まる、ということ。

ぼくは小学生の頃から高校生までの間サッカーをしていました。

それはそれは、たくさんの学びがありました。

仲間と共に一つの目標に向かうことの楽しさ、達成感、ルールを守ることの大切さ、自分との戦い、、、経験者であればそのように感じる方も多いのではないでしょうか。

一方で、ナショナリズムを煽る力もすごくある。

現在の日本の問題として、体罰やパワハラ問題も根強く残っている。

スポーツの価値や平和との結びつきなどについて、ぼくは正直今まであまり考えたことがなかったですが、スポーツの持つ力を社会にとってより良い方向に持っていくことが大切だと感じました。

ぼくの夢がひとつ増えました。

それは、カンボジアのサッカーチームと日本のサッカーチームの相互交流を実現することです。

子どもの頃からグローバルな環境に触れることで、世界を身近に感じることができ、社会に出たときにそこでの交流の経験が生きるのではないか、と考えました。

どうやったら実際に実現できるのか、、、

今から考えていきます^^

カンボジアではサッカースタジアムが公園に。日本では考えられませんが。笑

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為政伸彦
生粋の広島人。2015年に1ヶ月間カンボジアに行き、孤児院や日本語学校で活動。現地での出会いを通して、英語が話せると世界中どこでも行けるんじゃないか?と感じ、その後オーストラリア・メルボルンにワーキングホリデーとして過ごす。語学学校や日本語教師アシスタントなどで8ヶ月間過ごしたあと、2017年6月から地元・横川にオープンした「広島ゲストハウス縁」で日々奮闘中。

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