ための感じたこと

物件探し~東広島編~

先日は、ふたりで東広島市に行ってきました。

物件についての情報収集として行きましたが、軽く酒蔵巡りもしてきちゃいました^^

なぜ東広島に行ったのか

直接のきっかけは、ぼくがいつも行っているところの美容師さんが、「旦那が職場でベトナム人の技能実習生を受け入れていて、よくその人たちが住むアパートを探しよる」と言っていたことです。

はじめは東広島市はちょっと遠いかなーと思っていたのですが、需要がありそうだし一度話聞きに行ってみようかなと考えるようになりました。

そこで、東広島市で空き家再生活動をしていた知り合いに声をかけ、現地で空き家関係に精通していそうな人を紹介してもらうことにしました。

話を聞いてくれた方

そうして紹介もらった方は、なんと東広島市議の方。

鈴木英士さんという方です。

年齢も近く、優しいお兄さん的な非常に感じの良い方で、ぼくたちの話を熱心に聞いてくださいました。

各地で知人を紹介してもらえてありがたい限り。

彼はカフェを運営しているのですが、そのコンセプトは「学生と地域をつなぐ」。

その経験からぼくたちに話してくださったのは、

「学生がイベントをやるときに、例えばタイ料理をテーマにすると、タイ人がめっちゃ来る。

ベトナムがテーマであればベトナム人が店舗に入りきらないくらい来る。

これは、彼ら(在住外国人)が行く場所があまりないからじゃないかな。

もし実習生や留学生を対象にした場を作ったら、東広島ならめっちゃ人が集まると思うよ

ということでした。

東広島市と言えば、西条に広島大学があること、八本松から白市にかけては工場が複数あることから、外国人人口(2019年6月データで、外国人7502名)が多いエリアという面もあります。

現状、どこの行政でもそうだと思いますが様々な問題を抱えている中、外国人に対するアプローチはどうしても手が届きにくくなってしまう。

そんな中ぼくたちのような民間の力で外国人の力になれればと、より強く思いました。

酒蔵通りへ!

そんな話をしながら、次は地元の不動産屋さんを紹介してくれるという話になり歩いていると、目の前には酒蔵通りが。

不動産屋の方がいらっしゃらなかったので、そのまま酒蔵通りへ!

英士さんは観光の仕事もされていたということで、まさにガイド付きで蔵めぐりをさせていただきました。

おすすめしていただいた、西條鶴で酒蔵限定のものと夏酒を試飲。

お土産コーナーも充実していて、ぼくはここでお土産を買わせていただきました。

季節のお酒も蔵限定のお酒も楽しめました。

びっくりしましたが、英語でも結構詳しく味の表現がされていました。これは海外旅行者にとってはかなりありがたい。

亀齢酒造さんでは、店頭に社長さんが立っておられました!

そんな人と気軽に触れ合える可能性があるのも、蔵めぐりの魅力。

安定の旨さ、亀齢。

福美人酒造さんでは、「しずく酒」をいただきました。

蔵限定で、おちょこ1杯分の量くらいで300円。

西条で最も高い赤レンガの煙突がかっこいい。

酒蔵巡りのときには必ず飲むべき!無料試飲ばかりじゃありません!

よく例えられる表現ですが、大吟醸ならではの、香り高いバナナのような味でした。

超高級感!!!おすすめです。

こうして水が汲めて贅沢!

各蔵で仕込み水が汲み取れるのもいいですよね。

もし東広島に住んだら、質の高い軟水を使って生活できます。

それも魅力のひとつです。

最後に行ったのは、全国的に最も有名であろう賀茂鶴酒造さん。

日本酒づくりのビデオが上映されていたり、開かれた蔵にしたいということで音楽イベントなどを開催されていたりと、名が知れていながらも非常に柔軟で、消費者を楽しませようとしているという印象を受けました。

そして試飲。

なんと6種類もありました。

これだけでも十分酔えますね。笑

何気に一番奥の梅酒が美味しいです。

削ったお米初めてみたかも。50%でもかなり細かくなるんですね!

建造物も昔からのものが残っており、建築目線で町を歩くのも楽しいです。

こういった歴史的なことを含め、ガイドさんと回った方が確実に深く楽しむことができます

昭和、平成と増築された蔵。それぞれの時代の手法で建てられているので形が違います。

入り口。人が入るだけの時は小さめの小窓みたいなところから、大きいものを搬入するときは扉全体が開きます。

3つ煙突が見えるのがポイント!

不動産屋さんへ

紹介していただいた不動産屋さんは、ぼくたちが行った日はお休みだったそうなのですが、別の予定のついでで時間が取れると言っていただいたので、無事にお会いすることができました。

そのあたり、運がついていると思ってしまいます!笑

実際にぼくたちの条件をお話させてもらうと、こう言われました。

「20年くらい不動産やりよるけど、そんな条件言われたのははじめて。田舎に行けばある気はするけど、今まで気に留めてなかったけんちょっと探してみるわ」

珍しい条件だという自覚はありますが、まさかはじめてと言われるとは(^^;

また、「絶対需要はあると思う。だけどもうちょっとビジネススキームを詰めたほうがいいよ」と言っていただきました。

不動産業としてだけでなく、ビジネス的な視点でも考えていただけてありがたかったです。

以前にも同じようなことを言われたことがあったので、物件探しももちろん大事なのですが、次のことも少しずつ考えていこうと思いました。

ランチには鶏そばを。日本酒のジュレが添えてあるのが西条流。

毎度毎度いいなーと思える

今までいくつかの町を見てきましたが、自分がその地域で根を張ることを考えたとき、それぞれに対していいイメージが湧きます。

もちろん課題もありますが、たとえば江田島には江田島のよさ、東広島には東広島のよさがある。

仮に同じような物件がいくつかの町で見つかった時、何を大切にするか、どういった部分を優先させるか、考える時期に来つつあるのかもしれません

とは言っても、もちろんまだ物件探し中ですけどね。

ただ見つかった時にすぐに具体的に動けるイメージは始まっている気がします!

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