広島市西区にある、ゲストハウス縁で働いているタメ(@tame_en)です。
今年の目標のひとつに、「一眼レフを多用する」ということを掲げました。
といっても、恐らく毎年思ってる。笑
ですが、今年はほんまに幅が広がる気がしています。
というのも、昨年から撮影時に「マニュアル」を使い始めて、少しずつ自分のカメラが持つ可能性の幅を実感できたからです。
ちなみに、ぼくが宝の持ち腐れ的な状態にしているのはニコンの「D5300」です。
ISO感度
まず、なぜはじめにISO感度について書こうとしたかというと、以前お話させてもらったカメラマンの方が「ISO感度がすべてと言ってもいいくらい重要」と言っていたことが印象に残っていたからです。
ISO感度=光です!
まずは、Wikipediaの説明を抜粋いたしました。
どの程度弱い光まで記録できるかを示す。一段高い感度を使用すると、シャッター速度を1段速くするか絞りを1段絞っても適正露出を得ることが出来る。
高感度になるほど数値が大きくなり、感光度が増すため、暗い場面や高速の被写体をより速いシャッター速度で撮影することができる。ただし、一般にはフィルムの粒子がより粗くなるため、画質を求める場合には低感度のフィルムが使用されることが多い。
ニコンさんのウェブページに、低いISO感度と高いISO感度の比較写真が載っています。
これを理解して数値を変化させるだけで、いかに綺麗な写真が撮れるかが一目瞭然です。
ちなみに、ぼくの一眼レフのISO感度は100~12800まで段階的に選択することができます。
幅広すぎる、、、笑
という訳で、目安としてはこんな感じで設定するのがいいとのことです。
100~320:晴れた日の外
400~800:少し暗めの場所
800~2000:室内や、シャッタースピードを上げたいとき
2000~3200:夜、シャッタースピードを上げたいとき
こう見ると、100~12800まであるにも関わらず全然手前の数値で事足りることが分かります。
全然知らなくってぼくはずっと謎に3200とかにしてた。
それでも大抵あまり大した影響はないようなのですが、仕事や暗い場所、動きのあるものを撮影するときなんかは今後かなり役立ちそうな情報です。
ただし、ISO感度を上げることによりざらつきが生じやすくなるというポイントがあることも覚えておきたいです。
そのため、暗い場所やスポーツなど以外では、100~800の間で問題ないということです。
F値
Wikipediaによると、F値の「F」は、焦点を表す「focal」から来ているそうです。
いわゆる絞りっていうのです。
つまり、どれだけカメラ開けるかor絞るか、ということで、それにより光の取り込み具合が変わってきます。
数値が小さくなればなるほどピントの合うところが狭くなっていくので、その分背景がボケやすくなります。
F値が高ければ高いほどピントが合う範囲が広くなりますが、一方で画質が落ちてしまうことも。
ISO感度のときにもありましたが、どちらにしてもメリット・デメリットがあります。
なので、どんな場面でどうするのがよいか、というところは押さえておきたいです。
ぼくのカメラのF値は、F1.4から段階的に上がっていき、F32まであります。
その中で写真を撮るときに頭に入れておきたい感覚は、
F1.4~2.8:料理など近いものを撮って背景をボケさせたいとき
F8:風景など、大きいスケールの写真を撮りたいとき
F14~F22:夜景や暗いときなど
そもそも今までF値をいじったことすらなかったので、まずはこの辺りを頭に入れておけばいいのかな、と思います。
特に、接写のときなんかはF値を低く設定して撮ってみたいですね!
シャッタースピード
今回挙げ3つのワードの中で、一番イメージしやすいのがこちらだと思います。
文字通り、撮影時にどれだけシャッターが開いているか、どれだけのスピードで閉じるか、ということです。
動いているものに対して使えそうですよね。
ぼくがまだ一眼レフを持っていないころ、広島の県北にある観光地・三段峡で友人が一眼レフを使って撮影したものがこちら。
写真が作品になるんだ!と感じた一枚でした。
スポーツなど人が動いているときだけでなく、このように自然の中でもいくらでもシャッタースピードを意識すれば撮れる写真が変わってくることが分かります。
まずは東南アジアで挑戦
課題は言わずもがなで、それぞれを何となく理解したものの、それらをどのように組み合わせていけばよいのか、ということに尽きます。
まずは頭で考えすぎずに回数を重ねて実験していきたいと思います。
ちょうど1か月後からはカンボジア・フィリピンに旅行に行くので、たくさん最高の写真たちが撮れるようにします!