今年の2月に、新婚旅行で2週間ほどカンボジアへ行っていました。
どんな日々を過ごしていたかは、当ブログ内にたくさん書いているので、興味ある方はぜひご覧ください!
目的はたくさんあったのですが、その中でも大きな目的の一つは、首都プノンペンにあるひろしまハウスに行くことでした。
その際ぼくたちから子どもたちへ、ノートをひとり一冊ずつプレゼントさせてもらいました。
そしてそのノートがきっかけとなり、カンボジアと広島がつながった出来事があったので、それについて書いていきます^^
Peace minds Hiroshimaと佐々木貞子さん
ぼくたちが持っていったノートは、広島の平和記念公園に寄贈された千羽鶴を再生紙にして作成されたものです。
そんな、平和への想いが詰まったノートを作られているのが、Peace minds Hiroshimaという団体で、日本を出発する前に、そちらの代表・川野さんとのご縁をいただきました。
その団体についてのことや、ぼくたちが現地で子どもたちに渡した様子や感じたことは、こちらに妻がまとめてくれています。
ぼくたちがノートを渡した数日後、現地日本人ボランティアの方から子どもたちの反応や、現地にあった貞子さんの本を見ている様子などを聞くことができました。
単にノートとして使うだけでなく、川野さんの「世界中の子どもたちが平和について考えるきっかけにしてもらいたい」という想いが少しは伝えられたかな、と感じその報告はとても嬉しかったです。
カンボジアから日本へ
プノンペンのひろしまハウスでは、ぼくたちが渡した数日後に、現地ボランティアスタッフのまゆみさんが広島の原爆の歴史を題材にした授業をしてくださいました。
ノートの中には折り紙が一枚入っているのですが、それを子どもたちが頑張って折り鶴を折ってくれたことを写真にて報告してくださいました。
それだけでも十分嬉しかったのですが、それを今度広島に寄る際に持ってきてくれると言ってくださいました。
そしてその約束が、ノートを渡した約2か月後に早くも実現させてくださいました!
4月14日からのクメール正月(2019年は、4月14~16日)に合わせて日本に一時帰国されていたのですが、わざわざ折り鶴を実際に届けてくださったのです。
そのタイミングで、Peace minds Hiroshimaの川野さんにも来ていただき、カンボジアの子どもたちがカンボジアの子どもたちが折った折り鶴が川野さんの元へ直接渡されたのです。
このノートの活動を始められてまだ1年くらいなのだそうですが、ホームページを見るとすでに世界各国に広まっていることが分かります。
それでもこのような形で直接戻ってくるのは初めてだったそうで、とても喜んでくださいました。
もちろん今回のような形で戻ってくることを目的としているわけではないのですが、カンボジアの子どもたちが「モノをもらえるのが当たり前になってはいけない、もらったらきちんとお礼をしよう!」という考えの元、今回の流れになったのです。
これは双方にとってもすごくいい循環になったのではないかと考え、その一助を担えたことは素直に嬉しかったです。
自分ができることを続ける!
3人で話をしていく中で、ぼくは川野さんの一言がとても印象に残りました。
「若い世代の人たちがいろんな考えを持ち、活動していることを実感できたことが、一番嬉しい」
という一言です。
まだぼくたちは何も成し遂げてはいないですが、大きく言うと平和を願う気持ちは同じなのかな、と感じました。
川野さんたちの想いもきちんと汲み取りながら、ぼくは自分にできることを少しづつ続けていこうと思いました^^